超簡単!蚊取り線香の自動タイマー消火とそのメカニズム

夏の風物詩といえば、何を連想されますか?

スイカ、かき氷、そうめん、花火・・・

そして、蚊取り線香

最近の蚊取線香は煙の出ない電気式のものが多いですが、

除虫菊の香り漂う煙は夏の雰囲気を味わいながら、鬱陶しい蚊を退治する先人の知恵ではないでしょうか?

夏にはやはり蚊取り線香ですよね。

 

走る園児
走る園児

今回は、蚊取り線香を簡単に自動でタイマー消火する方法をご紹介したいと思います。

 

また、方法だけではツマラナイ。

そんな技術オタクの貴方には、なぜ、自動消火タイマーになるのか?

技術、科学に軸足を置いてメカニズムも解説もしたいと思います。

簡単!蚊取り線香の消火タイマー装置

方法は簡単です。

蚊取り線香の上に1円玉を置くだけです

蚊取り線香は1時間で約10cm燃えます。

もし、残り2時間で自動的に蚊取り線香を消火したい場合には、蚊取り線香の先端から20cmのところに1円玉を1枚置いておきます。

すると、2時間後に蚊取り線香の燃えている先端が1円玉のところにくると自動的に消火します。

1円玉はお金なのでちょっと気が引ける方は、1円玉の代わりにホッチキスの替え芯を代用してもOKです。

ホッチキスの替え芯はコの字型になっているので、蚊取り線香から落ち難く使い勝手は良いです。

ただし、1時間で10cmというのは一般的な平地の場合です。

一般的な平地は空気中の酸素濃度は約22%です。

酸素濃度が高いほど、燃えるスピードは速くなり、反対に酸素濃度が低くなると燃えるスピードは遅くなります。

酸素濃度が低い高山では1時間で燃える長さは10cmよりも短くなりますので注意してください。

なぜ?1円玉やホッチキスの替え芯で消火できるのか?

モノが燃えるためには絶対に必要なものが3つあります。

  1. 可燃物(燃えるものです。今回の場合は蚊取り線香です)
  2. 酸素

この3つの要素を燃焼の3要素といい、どれか1つでも欠けると燃え続けることができなくなり消火してしまいます。

1円玉はアルミで出来ています。

金属はとてもよく熱を伝達する性質があります。

アルミは金属の中でも銅に次いで熱をよく伝える性質があります。

燃えた蚊取り線香が1円玉に接すると熱が1円玉に伝わり空気中に放熱されます。

つまり、1円玉は燃えている蚊取り線香の熱を吸って下げているのです。熱が下がることによって、燃焼の3要素の熱が無くなり燃焼を維持できず消火してしまうのです。

ホッチキスの替え芯はアルミでは無く、鉄でできていますが、アルミの1円玉ほどではありませんが同様に熱を吸って消火しているのです。

 

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この記事を書いた人
走る園児

京都の国立大学工学部卒
22歳:東証一部上場の大手電機部品メーカに入社
29歳:開発部の管理職
35歳:東証一部上場の大手家電メーカに技術者として転職
 専門は電気、機械、金属材料、高分子材料、統計学
 学会・講演会なども活動。
 特に故障原因の解析が何よりの好物!!

ランニングが趣味の園児(エンジニア)です。

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