乾電池の液漏れとは? 原理と漏れた液に触ってしまった時の対処など液漏れの全てを徹底解説

ゆきちゃん
ゆきちゃん

保管していた乾電池に白い粉が付いているよ~

これって何?

うっかり触っちゃったけど大丈夫かな?

この白い粉は乾電池の中から出てきた液体が乾燥して固まったものなのです。

「液漏れ」と言われる乾電池の故障です。

走る園児
走る園児

乾電池の中から出てきた液体や乾燥した粉は

とても危ないものだよ!

この記事では、

走る園児
走る園児

このような液漏れしている乾電池を見つけた場合の

処置方法の説明と、

液漏れを起こさない予防法についても紹介します。

ぜひ参考にして頂き、便利な乾電池をより安全に快適に使ってもらえたら嬉しいです。

清掃に必要なもの

  • 眼鏡 または ゴーグル
  • 手袋(水を通さないビニール製、ゴム製のもの)
  • ウエス または ティッシュペーパー
  • 必要なら 綿棒、紙やすり

掃除方法

  1. 安全のため、眼鏡や手袋を身に着ける。
  2. 水で濡らしたウエスやティッシュペーパーを用いてふき取る。一見きれいに見えていても残っている可能性があるため、何度も新しいウエスに交換してふき取る。細かいところは綿棒などを使って丁寧にふき取る。
  3. 金属部に長時間付着していた場合は金属部に錆が生じている可能性があるので、その場合は紙やすりなどを用いて、錆びもきれいに除去する。
  4. 最後に乾いたウエスで水が残らないようにふき取る。
  5. 汚れたウエスはビニール袋に入れて封をして燃えるごみとして廃棄する。
走る園児
走る園児

電解液が付いた場所の清掃は手袋などの保護具を付けて、物理的に除去した後、水で濡らせたウエスで丁寧にふき取ることが重要だよ。

液漏れした乾電池の廃棄方法

液漏れの有無にかかわらず乾電池は何ゴミとして扱われるかは自治体によって違います。

「不燃ゴミ」や「資源ゴミ」と一緒に回収する自治体が多いですが、地域によっては「乾電池ゴミ」「危険ゴミ」など独自の分類もあるので、念のため住んでいる地域のホームページなどで確認するのがよいです。

液漏れした乾電池については、そのまま廃棄すると危ないので、前項で記した手順で掃除をしてから廃棄したほうがよいです。

必ず電極にテープを貼ってから廃棄

使えなくなった乾電池もまだ電圧は残っています。つまり、金属など電気を通しやすいものが廃棄した電池に接触すると電流が流れる可能性があります。

ショートして電流が流れた場合、最悪は火災事故になることもあり非常に危険です。

廃棄する乾電池は+電極とー電極共にビニールテープなどの電気を通さない素材のテープを貼ってから廃棄してください。

走る園児
走る園児

乾電池に付いている電解液もふき取って、電極にビニールテープを貼って絶縁し、各自治体のルールを確認して廃棄しようね。

乾電池の液漏れの予防法

乾電池の液漏れは機器の中に入れているときに起こる場合が多いですが、未使用状態で保管しているときにでも起こる場合があります。

電池が液漏れする原因は?

機器の中に入れているときの液漏れ

機器の中に入れた状態で液漏れが起こるのは以下のケースが多いです。

  • 機器のスイッチを切り忘れたまま放置
  • 乾電池の+ーを逆にして挿入
  • 乾電池が濡れてショート
  • 乾電池の外装フィルムが剥がれたまま使用し金属などでショート
  • 新旧の乾電池を一緒に使用
  • 異なる種類、型式の乾電池を一緒に使用

いずれも乾電池内部でガスが発生することで乾電池内部の内圧が上昇し、封止パッキンの耐力を超えるためにガスと一緒に電解液が漏れだすのです。

未使用品の液漏れ

使っていない新しい乾電池でも液漏れする場合があります主な原因は以下。

  1. 高温・多湿環境で保管
  2. 乾電池の使用期限を超えている
  3. 乾電池に落下や衝撃を加えた

いずれも乾電池内部の電解液が漏れないように抑え込んでいる封止パッキンの耐力を劣化や変形で劣化させるために電解液が漏れだすのです。

乾電池の液漏れを予防する方法

  • スイッチは入れっぱなしにしない
  • 機器を長期間使わない場合は乾電池を取り出す。
  • 乾電池の+ーは間違えないように十分確認して入れる。
  • 乾電池が濡れたらしっかり乾燥させてから使う。
  • 外装フィルムが剥がれた乾電池は使用しない。
  • 新旧の乾電池を一緒に使用しない。
  • 異なる種類、型式の乾電池を一緒に使用しない。
  • 10℃~25℃で低湿な暗所で保管する。
  • 使用期限を超えた乾電池は使用しない。
  • 落下や衝撃を加えた乾電池は使用しない。

まとめ

ゆきちゃん
ゆきちゃん
  1. 乾電池から漏れた液体や白い粉は電解液
  2. 電解液は危ないので素手で触らない
  3. 手袋など保護具をして丁寧に電解液を掃除する
  4. 液漏れした乾電池は掃除と電極を絶縁してから自治体の指示に従って廃棄する。
走る園児
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如何でしたか?

説明は分かり易かったですか?

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この記事を書いた人
走る園児

京都の国立大学工学部卒
22歳:東証一部上場の大手電機部品メーカに入社
29歳:開発部の管理職
35歳:東証一部上場の大手家電メーカに技術者として転職
 専門は電気、機械、金属材料、高分子材料、統計学
 学会・講演会なども活動。
 特に故障原因の解析が何よりの好物!!

ランニングが趣味の園児(エンジニア)です。

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