羊毛セータと金属アクセサリーは一緒にしてはダメな理由

こんにちは。 走る園児(走るエンジニア)です。

私は普段、家電メーカで商品開発のエンジニアをしています。

毎日、寒いですね~

はやく暖かい春になって欲しいものです。

まだ、しばらく寒い日が続きますが、風邪などひかないように十分に気を付けて頑張りましょう!!

 

さて、まだ少し先の話ですが、春になったときに知っておいたら得する(損をしない)情報を今日は書きたいと思います。

 

羊毛セータと一緒にしない

 

冬のお洒落と防寒に心強い味方の羊毛のセータですが、

 

冬が終わって、衣替えの時、皆さんはどのように保管されていますか?

 

羊毛のセータだけでなくレイヨン製の衣類の保管は他の衣類と一緒に保管しないようにしましょう!!

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羊毛のセータ

 

なぜ? 羊毛セータやレイヨン製の衣類は他の衣類と分けて保管しなければならないか?

 

羊毛セータやレイヨン製の衣類と一緒にすると不味い衣類は金属の付いた衣類です。

 

ボタン、ファスナー、ホックなど衣類には結構金属が使われています。

 

もし、羊毛やレイヨン製の衣類と一緒に保管してしまうと、来年の秋にタンスから取り出した際、これらの金属が黒く変色してしまっている可能性があります

 

じつは、羊毛やレイヨンには多くの硫黄が含まれているのです

 

 

動物の毛はケラチンと呼ばれる硫黄を含むたんぱく質で出来ています。

羊毛だけでなく人間の髪の毛にも多くの硫黄が含まれています。

その証拠にドライヤーの熱で髪の毛を焼いてしまったら、すごく硫黄臭い経験をした方も多いのではないでしょうか?

 

また、人工的に作った化繊であるレイヨンにも硫黄が多く含まれています。

 

この硫黄が金属にとって厄介なのです。

 

硫黄と聞いて、多くの方が温泉地を想像されると思います。

温泉に銀のアクセサリーをしたまま入浴すると銀が黒く変色するので注意が必要なことは皆さんも聞いたことがあるのでは。

 

これは、銀と硫黄の化学変化(硫化)とよばれる現象です。

銀だけでなく、銅などの金属も硫化し易いです。

 

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硫化したスプーン(右)

 

硫黄が多い羊毛やレイヨンの衣料と金属は一緒に保管しないのが望ましいですね。

 

羊毛、レイヨン以外では、段ボールにも注意が必要です。

段ボールにも多くの硫黄が含まれています。

 

 

羊毛セータと一緒に段ボール箱に金属を入れて保管したら、半年後にはかなりの確率で黒く変色していると思います。

 

 

ではでは

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この記事を書いた人
走る園児

京都の国立大学工学部卒
22歳:東証一部上場の大手電機部品メーカに入社
29歳:開発部の管理職
35歳:東証一部上場の大手家電メーカに技術者として転職
 専門は電気、機械、金属材料、高分子材料、統計学
 学会・講演会なども活動。
 特に故障原因の解析が何よりの好物!!

ランニングが趣味の園児(エンジニア)です。

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